お子さまの健やかな成長を祝う七五三。
可愛い着物や素敵な記念写真、家族そろっての参拝と、ご家族にとっても大切な一日です。
ところが「思っていたより大変だった」「もっと準備しておけばよかった」という声も少なくありません。
この記事を書いた人♪

わたしも2児のパパです
- 職業:プロカメラマン/年間撮影300件以上
- 対応地域:東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
- 撮影内容:お宮参り・七五三・成人式・家族写真など
この記事では、七五三の神社選びに迷っている方や、ご祈祷の流れが不安な方も安心。料金や受付時間まで、知っておきたい情報をしっかり解説しています。
\ 目次から気になる項目を選んでね♪ /
神社選びは事前確認が大切

まず最初にお伝えしたいのが、参拝先の神社の選定と確認です。
どの神社でも自由に参拝や撮影ができるわけではないため、確認が必要です。
ご祈祷の予約方法と料金
神社によってご祈祷の予約方法が異なります。
✓予約が必須ですぐに埋まる神社
✓当日受付のみで先着順の神社
特に11月中旬の土日などは混雑が激しく1時間以上待つケースもあるため平日の検討もオススメします。
また、ご祈祷料も神社によって差があります。
✓「お気持ちで」とされている
✓5,000円、7,000円、10,000円
金額が設定されているところもあります。
受付時間や所要時間も事前に調べておくと、スケジュールが立てやすくなります。
※ご祈祷時間は20分ほどです。
撮影・小物の持ち込みが禁止の神社も

出張カメラマンを呼んで写真を撮りたい場合、神社によっては「境内撮影禁止」の場合があります。
また、風船、シャボン玉などの小道具の持ち込みを禁止している神社もあります。
予約前には、必ず公式サイトまたは電話で「撮影OKかどうか」「小物の使用は可能か」などを確認しましょう。
確認方法・神社のホームページで確認する
・電話で確認する
駐車場と混雑対策

特に11月15日を中心とした土日祝は、七五三の参拝者で神社が非常に混み合います。
✓駐車場の台数が限られている
✓最寄りのパーキングもすぐ満車
✓境内までの距離が長いこともある
お車で行く予定のご家庭は、あらかじめ駐車場の有無、場所、予約の要不要を確認しておくと安心です。
また、混雑を避けたい場合は、10月中旬や11月下旬など、ピークを外すのもひとつの方法です。
出張撮影の予約は1ヶ月以上前に

七五三シーズンは、出張撮影も予約が殺到する繁忙期です。
✓1ヶ月前でも予約不可もある
✓特に午前中は争奪戦
✓10月〜11月は値上げ傾向
料金が通常より高く設定されることもあるため、早めに問い合わせをして、希望の日時・予算を確認しておくのがおすすめです。
また、平日撮影なら比較的空きがあり、料金も抑えられることが多いため、スケジュールに余裕がある方は検討してみてください。
いろいろ対策が必要

天候や寒さ、子どものご機嫌など、当日は思わぬハプニングがつきもの。
だからこそ、天気・寒さ・ぐずり対策など、細やかな準備が家族の笑顔を守る大切なカギになります。
お子さまのぐずり対策をしっかりと
七五三の当日は、慣れない着物や待ち時間でお子さまが疲れてしまい、機嫌を損ねることがあります。
大切なのは「無理をさせないこと」と「ご機嫌アイテムの準備」です。
✓小さなお菓子や好きなおもちゃ
✓余裕あるスケジュールに
セルフで撮影する場合や出張撮影の場合でも
「家族写真は最初に撮っておく」「主役のソロカットは機嫌の良いうちに済ませる」など、流れを工夫することでスムーズに進行できます。
季節ごとの対策ポイント

七五三は秋に行われるため、地域や年によって気候が大きく異なります。服装や持ち物も、季節に応じて調整しましょう。
暑い日(10月上旬〜中旬など)
・飲み物や冷却シートで暑さ対策
・虫除けスプレーや日焼け止めも必須
・長時間の外出時は、日陰を選んで休憩
着物の下に着せるインナーも通気性のよいものを選ぶと、お子さまが快適に過ごせます。
寒い日(11月下旬〜)
・着物の下にヒートテックや厚手のインナーを着せる
・カイロや羽織もの、ひざ掛けで防寒対策
・風邪予防のため、撮影の待ち時間に体が冷えない工夫を
出張撮影を検討していて、朝早いの場合は冷え込みやすいため、注意が必要です。
雨天時の備えも忘れずに

雨天となる可能性もあるため、事前の備えが大切です。
※出張撮影を依頼する場合は特に注意が必要です。
✓神社に屋根付きの撮影スポット
✓雨用の傘やレインコート
✓カメラマンが雨でも対応可能か
✓日程変更出来るカメラマンか
✓日程変更や予備日を設けておく
事前に情報収集しておくと柔軟に対応できます。
七五三、準備チェックリスト

✓ 神社のご祈祷予約・撮影可否の確認
✓ 出張カメラマンの予約(1ヶ月以上前が目安)
✓ 着物・ヘアメイクの手配
✓ 小物類(髪飾り・和傘・千歳飴など)の準備
✓ お子さまの体調管理・前日は早めに就寝
✓ 予備の靴・おやつ・飲み物の準備
✓ 天候による対応策を家族内で共有
まとめ|七五三は「事前準備」が成功のカギ

七五三は、一生に一度の大切な思い出づくりの機会です。
ですが、当日を安心して迎えるには、やはり事前の準備がすべての鍵を握ります。
神社の撮影ルール・ご祈祷の予約方法・出張撮影の手配・子どもの体調や機嫌への配慮など、どれも「ちょっと早め」の行動でトラブルを防ぐことができます。
この記事を参考に、ぜひご家族皆さまで笑顔あふれる七五三の一日にして下さい。